2017年09月14日

Four Seasons of Gimel 展

170912-.jpg

ジュエリーの仕事を始めて間もない2000年頃のこと。
勤めていた会社に来ていたコンサルタントの人が言いました。

「ジュエリーの企画に携わっているなら当然ご存知ですよね。
将来オークションで値がつくようになる日本で唯一のジュエリーブランド。」

素直に、自分は何も知らないなと思いながら、ノートにメモした「Gimel」の文字。
今でもよく覚えています。

両手に余る数すら見る機会が少ないのに、顧客から借りた過去の作品を含む500点も見られるという展示会。
最初で最後だなと思って、すぐに見にゆくことにしました。

オーガニックなテイストのジュエリーブランドがいくつもある中で、ギメルの使う素晴らしい素材とそれを最大限見せ切るデザインには、確固としたスタイルがあります。 たくさん見ることで特にそのことが理解できました。
人がひとりで出来ることの無限と有限も。

会場で見られる、芦屋・奥池のアトリエの映像も素敵でした。
春、夏、秋、と四季折々の風景のあと、雪をうっすらまとうグレーの六甲山が何故か、特に懐かしくて。

『Four Seasons of Gimel』展は、名古屋の松坂屋美術館にて17日まで開催中です。
【あてなりな日々 / Serendipityの最新記事】

2017年09月10日

rooms 35 ありがとうございました

170906.jpg

3日間の展示会が無事終了。
会期中、お立ち寄り頂いた全ての方に御礼申し上げます。

今回から一般の方が入場されるので、いわば"本当のバイヤー"の貴重な意見を伺えるのも良かったです。
新作も好評で、ひとまず安心!

終わってみるとあっという間の、刺激的で充実した時間でした。
明日から、また元気にスタートです。
posted by atenari | ニュース / News

2017年09月04日

京橋の洞窟

170905.jpg

高知の梼原からきた和紙で満たされた、京橋のLIXILギャラリーの一室です。
あれこれ説明はないのですが、和紙の洞窟に篭って光の透ける凹凸を眺めているだけで十分。

170905--.jpg

包容力があって、やわらかく、かつ丈夫。 なんだか出来すぎた人のような和紙。
柿渋で染めたキャラメルブラウンの、艶のない和紙の上には、真珠を乗せてもきれいです。

紙を作ったのは、オランダから高知へ移住した方で、拠点の「かみこや」では泊まり込みで紙漉きも体験できる様子。

梼原という場所を調べてみたら、南国土佐のナの字も感じさせない四国カルスト(つまり山の中)に位置します。
これは確かに、日帰りでは、無理。

高知といえば牧野植物園にも行ってみたいな。
もうひとつかふたつ、デスティネーションが出来たら、きっと飛びます。

洞窟は9月26日まで。 展示終了後に紙がどうなるのか、とても気になります。